不動産担保ローンは不動産を担保に取る融資法ですから、返済できなくなったときは担保を没収され悲嘆に暮れることに。
注意事項を肝に銘じておきましょう。
■返済比率を甘くみてはいけない。
不動産担保ローンに限らず、融資を受ける人は「融資を受けられたこと」で安堵してしまい、その後の返済について、あまり計画的に考えていなかったりします。
よくあるのは返済比率を大幅にオーバーした借り入れで、収入の4分の1以上、借入の返済が3割、4割に上ってしまっている人の事例です。
適正とされる範囲の25%を超えると、本来の生活資金が圧迫されるので、日々の生活が苦しくなり、借金返済のための借金を繰り返し、破綻に追い込まれます。
返済比率を甘くみてはいけません。
◎しっかり計算しましょう>>【URL:http://www.appbank.net/2014/01/06/iphone-application/729399.php】
■遊びや飲み食いに使ってはいけない。
不動産担保ローンは、もともと融資額に見合った担保を差し出してお金を借りる仕組みですから、お金を貸す側の金融機関としては、担保の安全性さえ確認できればあとの審査は甘くなります。
不動産担保ローンでの融資は使途も問われません。
まとまった資金としてではなく、借りたお金を日常の飲み食い・遊興費に使ってしまうのは、破綻事例の最悪のケースです。
不動産担保ローンなどで得たまとまった資金は、まとまった資金として有効に使うべきです。
■不動産担保ローンで得たお金をまとまった資金に使っても、計画や返済プランがいい加減なら、破綻することもあります。
金融機関はお金を貸すのが商売ですから、貸した後の責任までは負いません。
とくに不動産担保ローンの場合はそうです。
先々を見通してまず収入と返済のバランスを見極めておきましょう。
それがないと金づかいに歯止めがかからなくなります。